こころの応援歌



 「雨ニモマケズ・・」 は 宮沢賢治の没後に発見された遺作のメモであるそうです。


偶然に、 その複製を手にいれたので 会社に飾りました。  


直筆の原文を 一字一句  なぞって 読んでみると 新しい発見があります。


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雨にも負けず

風にも負けず

雪にも夏の暑さにも負けぬ

丈夫な体を持ち

慾はなく 決して瞋らず

いつも静かに笑っている

一日に玄米四合と

味噌と少しの野菜を食べ

あらゆることを

自分を勘定に入れずに

よく見聞きし分かり

そして忘れず

野原の松の林の蔭の

小さな萱ぶきの小屋にいて

東に病気の子供あれば

行って看病してやり

西に疲れた母あれば

行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば

行って怖がらなくてもいゝと言い

北に喧嘩や訴訟があれば

つまらないから止めろと言い

一人のときは涙を流し

寒さの夏はオロオロ歩き

みんなにデクノ坊と呼ばれ

褒められもせず

苦にもされず

そういう者に

私はなりたい



「ヒデリノトキハナミダヲナガシ」とされている箇所は、

原文では「ヒドリノ…」と書かれて研究者の間では 「日照り」か「ひとり」か論争があるようですが、

私は 「日照り」でないかと 思います。





by unmei-jisyo | 2010-08-29 17:52 | 個人的なこと
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