築30年の住宅。 妹さんの自宅を建築したご縁で、いろいろと お仕事をいただいております。 地震で 外壁に数箇所亀裂が入り 耐震診断の結果、補強工事をすることになりました。 耐震補強工事の方法は、一概に「こうでなければならない」という事でなく 設計や施工の考え方で、大きく変わりますが 難しい仕事と 捉えています。 コストや工期を考慮して最善の方法を提案しますが、 大規模な工事になると 住んでいるかたの 精神的な負担も大きいものがあります。 今回の工事は、壁の筋交いの量が不足しているために、耐力壁を30箇所取り付けます。 現在の仕上げ材を剥がして、床や天井など壁以外の部位ををできるだけ壊さずに どのように取り付けたらよいかを、監督と大工で事前に検討していきます。 こちらのお宅は、和室が多いので、より丁寧な仕事を要求されます。 ついでながら ご主人は、高等学校の校長をされていたこともあり、蔵書や資料が多く その移動も ひと仕事です。 今後は、耐震改修工事の仕事が多くなることと思いますが、 工務店が長年培ってきた経験や技術を発揮する出番であります。
by unmei-jisyo
| 2011-04-27 08:12
| 現場報告
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