数年前に弊社で新築をしたお客様の家の前は、地元で古くからいる大工さんの下小屋。 70歳半ばを越えて跡継ぎも無く引退。 下小屋を取り壊すので、中にある機械や木材で要るものがあれば、持っていけといわれ それではと・・ お言葉に甘えて トラックを持ち込んで引き取りに伺う。 杉 内法材 3面無地 25丁 いやあ~ 驚きました。 管理が行き届いているので、素性の良い板材や梁などに使う平物が出るは、出る。 例えて言えば、マグロの大トロや中トロの食いたいところを持っていけということです。 今は、手に入れようとも不可能な 長さ4m 巾が64cmもあるラワン材の板も2枚ありました。 柾目で節の無いスプルスの板材は、30枚 その他 トラックで3台分あった。 使えるかどうかわからないけど 材木を削ったり切ったりする機械も2台もらう。 ただでくれるといわれたけど、こんだけもらったなら、それなりの 礼は尽くさなければなるまい。 下小屋の隅っこにあった、整理された【手板】をみて、 「腕の良い大工さんだっただろうな・・」と 思いました。 敬意を表してお礼を言うと、 「まっ、そんなとこかね~」 といいながら、 日本には何頭もいないという なんとか?と いう犬種と散歩に出かけていきました。 ありがとう ございました。
by unmei-jisyo
| 2013-01-18 20:21
| ひとりごと
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