2つの部材が45度で取り合うことを留めといい、45度でないことを、振れているという。2つの部材が45度ではなく取り合うことを、振れ留めという。 屋根の軒の出が、桁行き方向と梁間方向で違うと、隅木の納まりは45度ではなくなる。45度以外の隅の納まりを、振れ隅という。 よんどころない事情で、建築中の某住宅の屋根は、一部が 振れ隅になっている。 一般的な住宅では、振れ隅の屋根は無い。 そのような設計もご法度だ。 なぜなら、振れ隅を納めるには高度な大工の施工技術が必要だから・・ 昔の入母屋住宅などでは見られるが、今の建築技術者や大工でそれを理解できるもは、限りなく少ない。 捨て破風板の納まりもこのようになっている。 建築関連のひとでも、ある程度のレベルに達しないと この話は、ちんぷんかんぷん。 現場でさらりとやってのけた某大工は、 やっぱりすげえ~。 ヨイショ。っと・・
by unmei-jisyo
| 2013-02-27 16:05
| 建築一般
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